
九州電力からauでんきへ乗り換えたいけどお得なのかわからない・・・。

料金は九州電力と同じみたいだけどデメリットがないか気になる。
スマホなどの通信事業でおなじみのKDDI株式会社が提供する電力小売りサービスの「auでんき」。
九州電力からauへ乗り換えをご検討中の方に料金プランごと、電力使用量ごとにの料金比較とデメリットについて徹底検証しました。
この記事を読む際に下記の資料があるとより分かりやすく効果を確認できます。
- 現在ご契約中の料金プランが分かる資料
- 契約容量、毎月の電力使用量がわかる資料
この記事で解決できる悩み
・九州電力からauでんきへ乗り換えると電気料金は安くなる?
・九州電力からauでんきへ乗り換えた時のデメリットは?
本記事の要約
・九州電力からauでんきへの乗り換え目安は340kWh/月以下です。
[乗り換え目安]
⇒従量電灯Bから乗り換え:実質、電気料金が安くなります。
⇒スマートファミリープランから乗り換え:340kWh/月以下
➡詳しくは本記事の「九州電力とauでんきの料金比較」をご確認ください。
・九州電力からauでんきへ乗り換え時のデメリット
⇒都市ガスとのセットプランがありません
⇒オール電化の乗り換えはよく確認が必要です
⇒auユーザー以外はメリットがない
⇒電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
電気料金の計算方法について正しく理解することで乗り換え検討がスムーズになります。
電気料金の比較には「基本料金」と「電力量料金」、「割引」の比較が大切です。
その理由についてはこちらの記事をご確認ください。
➡【5分でわかる!】電気料の計算方法を簡単解説!
auでんきの基本情報

スマホなどの通信事業でおなじみのKDDI株式会社が提供する電力小売りサービスの「auでんき」。
2016年より電力小売りサービスを提供しており、全国で200万件以上(2019年3月時点)の方が乗り換える人気の新電力です。
電気代はそのままで電気料金に応じたポイントがもらえることが特徴の新電力です。
auでんきの特徴
・契約容量10Aから申し込み可能
・都市ガスとセットで乗り換え可能
・au Payゴールドカードで支払うとポイント+2%還元
・電気代に応じてPontaポイント還元
auでんきの料金プラン
九州電力エリアでauでんきが提供する料金プランと料金表(税込み)は以下のとおりです。
※auでんき「でんきMプラン」は九州電力「従量電灯B」とほとんど料金は同じです。
料金プラン名 | ご利用想定ユーザー |
---|---|
でんきMプラン | 一般家庭向けの料金プラン |
区分 | 単位 | でんきMプラン | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10アンペア | 1契約 | 316.23 |
15アンペア | 474.35 | ||
20アンペア | 632.46 | ||
30アンペア | 948.69 | ||
40アンペア | 1,264.92 | ||
50アンペア | 1,581.15 | ||
60アンペア | 1,897.38 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 18.37 |
120kWh超過300kWhまで | 23.64 | ||
300kWh超過分 | 26.96 |
auでんきのキャンペーン・割引情報
キャンペーン
- au Payゴールドカードで支払うとポイント+2%還元
⇒キャンペーンについて詳しく確認する
割引
- 特になし。
その他特典
- auでんきは電気代に応じて一定割合でPontaポイントが還元されます。
電気料金[円/月] | 【2023年6月まで】 ポイント還元率 | 【2023年6月以降】 ポイント還元率 |
---|---|---|
5,000円未満 | 1% | 0.5% |
5,000~8,000円未満 | 3% | 0.5% |
8,000円以上 | 5% | 1% |
九州電力とauでんきの料金比較

九州電力とauでんきの料金を料金プラン別に比較しました。詳しくは各プラン別の項目をご確認ください。
九州電力からauでんきへの乗り換え目安は、どの料金プランからも実質料金が安くなる340kWh/月以下に設定しました。
九州電力料金プラン | 契約容量:10A | 契約容量:15A | 契約容量:20A | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
従量電灯B | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります |
スマートファミリープラン | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 380kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 380kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 390kWh/月以下の場合、 料金が安くなります |
九州電力「従量電灯B」との料金比較

九州電力「従量電灯B」とauでんきの料金比較をした結果、毎月の電力使用量にかかわらず、auでんきへ乗り換えることで実質電気料金が安くなります。
下表の( )内は還元されるPontaポイント数を記載してあります。
電力使用量 [kWh/月] | 契約容量:10A | 契約容量:15A | 契約容量:20A | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 | -1円 (9P) | -1円 (10P) | -1円 (11P) | -1円 (12P) | -1円 (14P) | -1円 (15P) | -1円 (16P) |
200 | -2円 (20P) | -2円 (20P) | -2円 (21P) | -2円 (22P) | -2円 (24P) | -2円 (25P) | -2円 (27P) |
300 | -3円 (30P) | -3円 (31P) | -3円 (32P) | -3円 (33P) | -3円 (35P) | -3円 (36P) | -3円 (38P) |
400 | -4円 (86P) | -4円 (87P) | -4円 (89P) | -4円 (92P) | -4円 (94P) | -4円 (97P) | -4円 (100P) |
500 | -5円 (110P) | -5円 (112P) | -5円 (113P) | -5円 (116P) | -5円 (119P) | -5円 (122P) | -5円 (125P) |
600 | -6円 (135P) | -6円 (136P) | -6円 (138P) | -6円 (140P) | -6円 (143P) | -6円 (146P) | -6円 (149P) |
還元ポイントが150P未満の場合は
Pontaでんき
の方がお得!
➡九州電力とPontaでんきを徹底比較!料金から2つのデメリットまで完全網羅!
- auでんき以外の新電力も検討中の方は必見!
- auでんきは他の新電力と比べてどれだけ安い?
料金の違い、キャンペーン・割引の違いなど細かく比較したい方はご確認ください。
九州電力「従量電灯B」から新電力17社への乗り換え比較をしています。
九州電力「スマートファミリープラン」との料金比較

九州電力「スマートファミリー」とauでんきの料金比較をした結果、340kWh/月以下の場合、auでんきへ乗り換えることで実質電気料金が安くなります。
下表の( )内は還元されるPontaポイント数を記載してあります。
電力使用量 [kWh/月] | 契約容量:10A | 契約容量:15A | 契約容量:20A | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100 | -1円 (9P) | -1円 (10P) | -1円 (11P) | -1円 (12P) | -1円 (14P) | -1円 (15P) | -1円 (16P) |
200 | -2円 (20P) | -2円 (20P) | -2円 (21P) | -2円 (22P) | -2円 (24P) | -2円 (25P) | -2円 (27P) |
300 | -3円 (30P) | -3円 (31P) | -3円 (32P) | -3円 (33P) | -3円 (35P) | -3円 (36P) | -3円 (38P) |
400 | +106円 (86P) | +106円 (87P) | +106円 (89P) | +106円 (92P) | +106円 (94P) | +106円 (97P) | +106円 (100P) |
500 | +215円 (110P) | +215円 (112P) | +215円 (113P) | +215円 (116P) | +215円 (119P) | +215円 (122P) | +215円 (125P) |
600 | +324円 (135P) | +324円 (136P) | +324円 (138P) | +324円 (140P) | +324円 (143P) | +324円 (146P) | +324円 (149P) |
乗り換え目安
・契約容量10A:340kWh/月以下
・契約容量15A:340kWh/月以下
・契約容量20A:340kWh/月以下
・契約容量30A:340kWh/月以下
・契約容量40A:380kWh/月以下
・契約容量50A:380kWh/月以下
・契約容量60A:390kWh/月以下
※:九州電力「スマートファミリープラン」にご加入後、2年未満に解約する場合、既割引分を清算する場合がございます。
⇒詳しくは九州電力HPをご確認ください。
還元ポイントが150P未満の場合は
Pontaでんき
の方がお得!
➡九州電力とPontaでんきを徹底比較!料金から2つのデメリットまで完全網羅!
- auでんき以外の新電力も検討中の方は必見!
- auでんきは他の新電力と比べてどれだけ安い?
料金の違い、キャンペーン・割引の違いなど細かく比較したい方はご確認ください。
九州電力「スマートファミリープラン」から新電力17社への乗り換え比較をしています。
九州電力とauでんきを比較して分かった4つのデメリット

九州電力とauでんきを比較した結果、3つのデメリットについてよく確認しておく必要があります。
auでんきのデメリット
・都市ガスのセットプランがありません
・オール電化の乗り換えは推奨されていません
・auユーザー以外はメリットがない
・電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
都市ガスのセットプランがありません
auでんきは九州地方で都市ガスの供給を実施しておりません。
したがって、電気と都市ガスをセットでご契約しているご家庭は、auでんきへ乗り換えた際、ガスも含めてトータルで料金が安くなるのかよく検討が必要です。
オール電化家庭の乗り換えは推奨されていません
auでんき「でんきMプラン」は24時間電気料金が定額の料金プランです。
一般的なオール電化のご家庭の場合、夜間の電気料金が安く設定されています。
エコキュートなど夜間に多くの電力を使用するオール電化の場合、auでんきへ乗り換えると電気料金が高くなる場合がありますので、よくご確認ください。
auユーザー以外はメリットがない
auでんきでPontaポイント還元を受けるには本人または同居の家族の方がauの携帯電話/スマホもしくはauひかり/auひかり ちゅらに契約している必要があります。
したがってauのサービスに契約していない方はポイント還元をうけることができません。
電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
auでんきでは大手電力会社が用いる「燃料調整額」とは異なる「電源調達調整単価」(「調整基準単価」と毎月の「市場平均単価」の差)を用いて毎月の電気料金が決まります。
当サイトで計算した料金差額は「燃料調整額」および「電源調達調整単価」を計算に含んでいないため実際の料金差額と異なる場合はあります。
auでんきはWebから簡単に申し込み可能!

auでんきの申し込みは電話、Web、auショップおよび取扱店から手続きが可能です。
申し込みに必要な検針票を用意し必要事項を入力するだけで申し込みが完了します。
- 申し込みに必要なもの
- ・現在契約中の電力会社の検針票
こんな疑問も大丈夫!
・現在契約中の電力会社の解約手続きは不要!
・乗り換えにかかる費用は無料!
・スマートメーターがなくても設置は原則無料。取り換え時の準備や立ち合いも不要!
・万が一の解約時にも違約金は不要!
・申込完了後、約1ヵ月で供給が切り替わります。
➡その他の新電力乗り換えに関する疑問は「消費者庁 電力小売全面自由化に関する注意喚起-よくある5つの誤解[PDF:219 KB]」をご確認ください。
九州電力とauでんきの比較結果まとめ

九州電力とauでんきの料金を料金プラン別に比較しました。詳しくは各プラン別の項目をご確認ください。
九州電力からauでんきへの乗り換え目安は、どの料金プランからも実質料金が安くなる340kWh/月以下に設定しました。
九州電力料金プラン | 契約容量:10A | 契約容量:15A | 契約容量:20A | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
従量電灯B | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質金が安くなります | 実質料金が安くなります | 実質料金が安くなります |
スマートファミリープラン | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 340kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 380kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 380kWh/月以下の場合、 料金が安くなります | 390kWh/月以下の場合、 料金が安くなります |
また、九州電力からauでんきへの乗り換え検討時には料金以外にもデメリットをご確認のうえ申し込みをしましょう。
auでんきのデメリット
・都市ガスのセットプランがありません
・オール電化の乗り換えは推奨されていません
・auユーザー以外はメリットがない
・電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり

当サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。
当サイトに記載のない電力会社との料金比較でお困りの方はお気軽に問い合わせフォームよりご連絡ください。
当サイトにて記事として乗り換え効果を公開させて頂きます。
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